1999年1月28日(木)
 雨のち雪
・日帰 6名様
・宿泊12名様
 
 久しぶりに雪ら。1週間ぐれぇ雨ばっからったけな。どんがにさあむなったって、寒波がこねぇば雪はふらね。だぁすけこの1週間は雨ばっからったんだな。ばかいいあんばいらとおもってたんだが
ニュースみてると、ごうぎ降るみてらすけ、また雪ぬけしらんばねぇな。やらのぉ。
らろもお客様は大喜びでいなさるろうなぁ。せっかく来たってがんに雪があんましねぇんじゃかわいそげらすけなぁ。また明日の晩は
カマクラにろうそくつけてまわらんばねこってやのぉ。
1999年1月29日(金)
  
・日帰 0名様
・宿泊15名様
 
 今日、カメラがご趣味のお客様がいらっしゃいました。2度目のご来館で、以前は夏だったとのこと。その時には紫陽花の咲く水車小屋を撮影して良かったそうで、今回は雪景色、特に吊り橋だそうです。バス停までお迎えに行くと、三脚や大きなカメラケースや一人旅にしては随分たくさんのお荷物でした。車中、「道路に全然雪がないね……」と残念そうです。雪がなくて喜ぶお客様もいれば、なくて残念がるお客様もいる。難しいものです。
 雪のため吊り橋に通じる正面口は通行止め。裏手の冬期入口からご案内すると、なんだかお客様はさらにがっくりしてらっしゃいます。「あれぇ!
吊り橋なくなったのかい?」。「ここは裏手で、むこうにあります。冬の間は通行止めなのです」と申し上げても、「あぁあ、むこうの山を撮ればいいか……ぶつぶつ」と落胆激しく。玄関までの道すがら水車のかかっていた小川を眺めて「あれ!水車もない」。「冬の間は、雪で水車が歪むので外しております。申し訳ございません。」と謝る私の声が聞こえたかどうか……。冬は雪で小川も半分凍結しますので、水車を架けておいても只の雪山になってしまうのです。とほほ。
 ようやく昨夜からの新雪が降り積もった吊り橋が見えてきて、お客様も一安心。
にやりと微笑むお顔が拝見できて、こちらも一安心です。玄関でフロント係りにお出迎えを引継ぎながら、「夜はろうそくが向こうの急坂にぽつぽつ灯りますから、きれいですよ」とお伝えすると、また一度微笑まれたような気がしました。
 一風呂あびて、吊り橋を撮影に出かけられた後ろ姿は大変嬉しそうで何よりでした。
1999年1月30日(土)
  
・日帰 7名様
・宿泊50名様
 
 「寸胴で蓋付きの瓶」を頼んだのに、持ってきたのは「普通の瓶」。出直してこいともいえません。
なにせここは、町から往復1時間以上かかる土地。ガソリン代も馬鹿になりません。「ここに置いとけば、そのうち使うこともあるよ」とかなんとか言いながら、瓶屋さんは帰ってきました。残されたのは、瓶がひとつと請求書。
1999年1月31日(日)
 雪のち雨
・日帰24名様
・宿泊13名様

初釜の日 

 おっかしいのぅ。お女将さんも、すきらいなぁ。雪の上に赤い毛氈を敷くんだってや。
駐車場から玄関までらって。
 敷いてみると、まぁなかなかのもんらの。
越後の小京都ってな、このことらか。ほっほっほ、お客さん喜んでるお。

 〜今日はお茶会・初釜の日でした。足下が滑らないように、毛氈を引いて差し上げました。〜