つり橋便り > 1999年 > 5月
1999年5月1日(土)
・日帰89名様
・宿泊 満館 
 繁忙期のためお休み

1999年5月2日(日)
・日帰95名様
・宿泊 満館

1999年5月3日(月)

・日帰102名様
・宿泊 満館

1999年5月4日(火)
・日帰85名様
・宿泊 満館
1999年5月5日(水)
・日帰57名様
・宿泊11名様

 

 連休の超繁忙期もおしまい。

 ほっとするような、なんだか寂しいような・・・

 今年は例年にくらべ、お客様からのクレームが少なかったですね。

 それから、リピーターの組数が半数以上でした!なんとも不思議な感じです。宿としては、一度来た方がまたいらして下さる程うれしいことはないです。ありがとうございました。

 さて、山菜も本格的に出そろいました。特製野草酒のブレンド草のひとつ<あんにんご>を収穫し、葉っぱをとって花だけ焼酎につけこみます。またたび酒、いかり草酒等とブレンドし特製野草酒は完成します。

 あんにんごの花は、ひとつでは香りがしないのですが、5〜6本くらいを一束にして、鼻にちかづけると、すがすがしい香りがします。

1999年5月6日(木)
・日帰 0名様
・宿泊 5名様
 山菜取りに山奥へ出かけて事故に遭うケースが最近多いです。町の人がやってきて、山にどんどん入っていきます。

 村の人は自分の山だったり、部落の共有管理の山だったりしますので、いい気分はしないようです。

 こしあぶらの芽を採るのに、木を一本まるまる切り倒した人もいました。村に生活する者にとっては、絶やしてはいけない心が強くありますが、時々ふらっと来る町の人には、そういう心がないのかなぁと感じます。

 宿の坂道にツツジの苗を10鉢植えたのですが、3日経ったら6鉢に減っていました・・・。

 ま、うちの場合はお客様が自分の庭に植えてくれて、見るたびに嵐渓荘を思い出してくれればなぁと、心ない行為への残念な気持ちに諦めもつきますが、なんの希望もない村の人はどんな気分だろうなぁ・・・。

1999年5月7日(金)

・日帰 0名様
・宿泊 2名様 
 おたまじゃくしが大きくなりました。

 かじか蛙の子なので、今年の夏は川からの大合唱が

 うるさいくらいになるものと予想されます。

1999年5月8日(土)
晴れ
・日帰28名様
・宿泊14名様 
 連休明けということもありまして、比較的静かな土曜日です。

 サウナ小屋の計画を本格的に開始しました。

 図面が形になってきましたらご報告もうしあげます。

 熱い石に水をかけて「熱の波」を楽しむサウナです。

 冬はほてった体を雪に投げ入れたりして・・・。

 まずは男性用を夏に向けて完成させたい気持ちです。

1999年5月9日(日)
晴れ
・日帰20名様
・宿泊 2名様 
 からっと晴れた日曜日。

 ふらっとドライブで、お食事を楽しみにいらっしゃるお客様。

 山菜が一番おいしいこの季節。

 のどかな昼下がりを楽しんでお帰りになられたようです。

 ウグイスの声とはいいものです。

1999年5月10日(月)
晴れ
・日帰 0名様
・宿泊 0名様

 

 とけいそうが花咲きました。

 本当は暖かい地方の花なので、地におろすと越冬ができません。鉢植えでお客様の目を楽しませてくれています。

 あさがお、りんどう、しゃが、おだまき、金魚草、すずらん水仙、つつじ、イカリ草などなど、一斉に庭の花々が賑やかになりました。

1999年5月12日(水)
晴れ
・日帰25名様
・宿泊10名様 
 「雨後のたけのこ」といえば、うじゃうじゃと何かが発生する物事の例えですが、雨も降らないのに竹林のたけのこが一斉に地面から顔をだしはじめました。

 朝みたときには何もなかった場所に、夕方訪れたら竹の子が群をなしている・・・。いったい竹の子の細胞分裂ってどうなっているんだ!?

 手頃なものを一本素手で折り、地面に残った方の節を指で押すと水が溢れます。スポンジとはいきませんが、随分やわらかい節です。この節が早回しフィルムのように伸びてゆく竹の子のエンジンなのでしょうか。 

 お客様に竹の子堀りを楽しんで頂こうとも考えております。うんよく居合わせたお客様はどうぞ竹の子を掘ってみてください。そんな面倒せずとも、地面に顔だした手頃なものを一本素手で折って、焚き火で焼いて食べるというのがいいかもしれません。

1999年5月13日(木)
晴れ
・日帰 7名様
・宿泊15名様 
 炭焼き小屋の屋根のかけ直し作業は順調に進んでいます。

 「炭待ち」のお客様、もう少々お待ち下さい。

 5月中には一番炭が焼き上がる予定です。

1999年5月14日(金)
晴れ
・日帰 8名様
・宿泊15名様 
 八木ヶ鼻(垂直に切り立つ岩山)のハヤブサに4羽の雛が孵りました。

 八木橋から双眼鏡でかわいい雛を眺めることができます。

 来年の春には八木ヶ鼻の下に村営温泉施設も完成しますし、ハヤブサも人気者になるのでしょうね。毎朝鳴くんだそうです。岩山の下に住む友人はそう言っていますが、どんな鳴き声なのか今度聞いてみることにしましょう。

1999年5月15日(土)

・日帰44名様
・宿泊 9名様 
 「ホタルは養殖ですか?」

 と質問されてびっくりしました。これだけの山と川に囲まれた場所に訪れても、そんな風に思うものなのかと。

 ま、確かに半分養殖ですね。

 というのも、ホタルの幼虫のエサになるカワニナ(びんのじょっこと呼んでますが)にエサを与えていますから・・・。

 小川に棲息するカワニナに葉っぱものの野菜の切れっぱしを与える(小川に投げ込んでおく)と、3日も経てば葉っぱは筋ばかりになっていて、カワニナは水の中でごろごろしている姿が見られます。

 さて今年のホタルはどんなものでしょうね。

1999年5月16日(日)

・日帰80名様
・宿泊 9名様 
 今日は法事とお斉が一緒にありました。

 板場は大忙し、板前さんも飯抜きで一日立ちっぱなし。

 腕も振るいっぱなし。

 手を抜かない料理の苦労が、板前さんの指先に集中している瞬間を感じます。

1999年5月17日(月)

・日帰15名様
・宿泊 7名様 
 ぽーんと静かな宿になって、廊下の窓ガラスを磨きながらせせらぎを眺めていると、すーっと吸い込まれそうな気持ち・・・。

 昼休み、梶井基次郎の小説を片手に川原の石に昼寝。

 気持ちよすぎて、1ページも読めませんでした。

 せせらぎを聞きながら読書というイメージはよいのですが、現実はこんなものなのかもしれませんね。

 すんごい気持ちよかったですけど。

1999年5月18日(火)

・日帰 0名様
・宿泊24名様 
 「ばーかあっちぇ日らったのう。顔がぽっぽするいや。」

 「今日ね寺泊まで行って、良寛さまの五合庵に行ってきたんだけど、セミが鳴いてたよ。」

 「おーそうらかね。この辺にも苗ゼミって、ばかちっこいセミがいるがの。田植えの頃に鳴くあんだろものぉ。」

 せみが鳴くとはもう夏なのですねぇ。

1999年5月19日(水)

・日帰 4名様
・宿泊22名様 
 <<<<ひめさゆり情報>>>>

 高城址ひめさゆり登山道の蕾がほころび始めました。

 今週末が盛りとなるのは間違いないですね。

1999年5月20日(木)

・日帰 0名様
・宿泊 9名様 
 農協のガソリンスタンドで働くおばさんから鉱泉を頼まれました。ポリタンクに宿の源泉を分けて欲しいとの事です。

 膝が痛んでしかたがなくて、宿の湯で温湿布すると痛みが和らぐのだそうです。

1999年5月21日(金)

・日帰85名様
・宿泊 8名様 
 かじか蛙が「きょきょきょきょ」と鳴き始めました。

 まだ夜虫もすくないので、部屋の灯りを暗くして窓をあけても大丈夫です。すると、涼しい風にまぎれてかじかの声が部屋に流れ込んできます。

 知人が訪れたので、久しぶりに客室でビールの杯を傾けました。かじかの声を聞きながら、よもやま話するというのが、この季節の正しい楽しみ方なのだと確信しました。

1999年5月22日(土)

・日帰105名様
・宿泊42名様 
 鉱泉が効いたらしく、ガソリンスタンドのおばさんがお礼にと「山よもぎ」と「山ブドウの芽」を下さいました。

 「嵐渓荘がどんがな山菜だしてるか知らねぇろもや、ばかうんめぇすけ、天ぷらにして食ってみれ」とのこと。

 よもぎは天ぷらにすると、大変綺麗な緑色。そして、山ブドウの芽は甘酸っぱい味でした。

1999年5月23日(日)

・日帰25名様
・宿泊39名様 
 今日はひめさゆり祭り。

 ひめさゆりの開花はちょうどよくて、訪れたミドルたちは大喜びだったそうです。駐車場の整備があと少し整えば、もっと賑やかなお祭りになることでしょう。

 下田村から八十里越えで東に越すとそこは福島県。

 お山の向こうの只見地方でもひめさゆりが群生しているそうです。行政区など越えた、花がとりもつ親近感を感じます。

1999年5月24日(月)

・日帰 8名様
・宿泊24名様 
 下田村は実は!ユリの産地。

 私の友人もカサブランカなどのユリ栽培を生業にしています。

 久しぶりに連絡したら、植え付けの繁忙期も一段落したので、

 畑に遊びにこいやとのこと。

 天気の良い日に取材に行って参ります。

1999年5月25日(火)

・日帰 5名様
・宿泊12名様 
 新潟は暴風日和。台風でもないのに、大嵐が吹き荒れました。

 午後からは静かに雨が降り続け、みなさんの挨拶は・・・

 「畑もよろこぶのぉ」でした。

1999年5月26日(水)

・日帰 0名様
・宿泊 9名様 
 ホタルの幼虫を100匹ほど頂きました。

 今から小川に放しても、成虫になるのは来年だそうです。成虫前の蛹は4月下旬頃から小川の岸にもぐりこんで、夏を待つのだそうです。

 ということは今年分の飛ぶホタルの数は、決定済みということですね。夏はもうすぐそこ、今年のホタルはいかがなものでしょう・・・。

1999年5月27日(木)

・日帰 0名様
・宿泊50名様 
 写真を整理していたら、開湯湯治の写真がでてきました。

 まだ吊り橋も丸太橋で、現在の建物がある場所は田圃と背の低い堤があるだけ。上総堀りのやぐらが残り、ほったて小屋のような建物が2つに、湯気抜きの塔がついた浴場用の小屋がひとつ。まだ宿の周囲の庭木も低木で、川原にしがみつくように建てられている風情です。

 冬は寒かっただろうなぁ・・・。

1999年5月28日(金)

・日帰20名様
・宿泊 3名様 
 粟ヶ岳の残雪もあと少しとなりました。

 昔は残雪があと7つになると、川で泳いでも良いよといわれたものですが、今年は春の終わり頃から暑い日が続いていますので、その見当もあてにならないようです。

 今年の夏は暑くなるのでしょうか。

1999年5月29日(土)

・日帰25名様
・宿泊100名様 
 今日は貸し切り宿でした。創立20周年パーティーが催され、お風呂も宴会場もラウンジも賑やか賑やか。

 記念写真を玄関前の庭で撮影したのですが、薄暮に佇み集合写真というのも、なかなか味わいのあるものでした。出来上がりの写真はしっとりした色合いで良いものでした。

1999年5月30日(日)

・日帰76名様
・宿泊 4名様 
 そして本日は詩吟の会。全員で唸る合唱は迫力があります。

廊下から漏れ聞こえる吟唱は、なんとも素晴らしいものでした。

1999年5月31日(月)

・日帰 0名様
・宿泊 6名様 

 花をつけるか心配していた池端の菖蒲に、ようやく花が咲きました。池には今年の春に放流した錦鯉の稚魚が泳いでいます。まだ小さいからなのか、いつもかたまっています。

 お客様が守門川で釣った魚を知らない間に放流してました。

 鯉の泳ぎは見ていて眠たくなりますが、川魚は変化のある素早い泳ぎで、見ている者を飽きさせません。居着いてくれるとよいのですが・・・。

 

年月一覧表へ

1999年