つり橋便り > 1999年 > 12月
 1 ★鮭の燻製

 五十嵐川漁協に問い合わせたところ、五十嵐川に遡上してきた鮭1匹のお値段は、なんと500円!それも生きた70p超の大物。
 とあれば、さっそく燻製に挑戦。漁協のおじさんに生け簀の中で一番でかい奴をすくってもらい、その場でしめてもらいました。遡上してきた苦労は、体中の傷あとから伺えます。鼻は欠けててないし・・・
 「うんもぉ(おいしく)作って、いっぺこうてくれの!(たくさん買ってくれよ)」というおじさんの声を背に一路宿へ。
 宿に持ち帰ると、板前さんにさばいてもらって、燻製液に漬けて、軒下につるし風乾。夜のうちに賢いドラ猫に盗まれないように防御を完璧にして、明日を待ちます。

 2 ★鮭を燻す

 朝からの雨。霧がたちこめるのは、気温が高いせいです。12月とは思えないような温かさ。やっぱり暖冬?
 心配は昨日干した鮭・・・
 おぉ、猫の魔の手から逃れ、無事に干されていました。まずは第1日目の燻煙。さくらのチップを仕掛けて、冷燻にします。順調にスモークが終われば、再び軒下に吊して風乾。これを3〜5日繰り返すと良いとの話ですが・・・

 3★大雪情報

 降る降るといって、ここらは全然降りませんなぁ。12月23日に嵐渓荘では結婚式が開催されるので、それまではもちこたえてほしい気持ちが半分。お客様に早く雪を見せてあげたい気持ちが半分。

 4★寂しい忘年会

 今年の忘年会の予約は今ひとつ。特に日帰り宴会のお客様が非常に少ないです。「おめぇたちがちゃんと営業してこねすけ、こんがなことになるんだいや。去年きてもらったお客様のところへご挨拶行ったりしてこいや!(訳しませんが雰囲気でご理解ください)」と、女将もたいそうご機嫌ななめです。「しかも(かなり)宣伝しているあんだけどねぇ。町から距離があるっけねぇ。みんな近場ですますんじゃねぇの。」と、ちょっといいわけ。そんなところへ「月岡温泉は去年の130%ららしいですよ。単価が下げ止まらないので利益は<減>らしいですけど・・・」と出入りの営業マンがニュースをひとつ。なんとも盛り上がらない年の瀬です。

 5★鮭の薫製完成

 鮭の薫製が一応完成しました。今回は最初の塩漬けにちょっと失敗したようです。お客様にはお出しできないので、自分で食べます。「はよくっちょんだぁろ(早く食べてしまいなさいよ!)」と、女将に鼻で笑われました。くやしいっ!

★ちょっと贅沢ふたりの休日

 あんまり冬の平日は閑なので、お得なプランをご用意しました。だいたい冬の平日というのは、お客様が出歩かなくて、どこの宿屋も困っています。それでも二人旅のお客様はぽつぽついらっしゃいます。せっかく新潟で遊ばれるなら嵐渓荘で!ということで・・・

 

 7★歌小屋到着

 雪が舞う寒い朝、福島県からカラオケハウスが到着しました。クレーンで吊して、トラックに積んで、所定の場所へ。さっそく大工さんと化粧工事の段取りです。庭を見ながら歌える雰囲気のある小屋に仕立てる予定ですので、お楽しみに。なかは広くて、一風かわったカラオケハウスです。

 8★ホームページコンテスト

 某インターネット雑誌にて嵐渓荘のホームページコンテストを開催します。優勝賞金10万円です。1月8日に発売される雑誌ですので、お楽しみに!追って情報はアップしていきます。昨晩から取材の方がお泊まりくださいました。

 9★社長のTV

 今度は社長がテレビにでます。12月15日午後5時よりテレビ新潟(29ch)新潟一番です。温泉特集だそうで、嵐渓荘の露天風呂とたぬき汁。長岡のかまぶろ。小千谷の公営入浴施設「ちじみの里」。5分位のコーナーですが、「宿屋のおやじ」として社長がすべての施設を見てまわるという設定です。ちじみの里にたくさんお客様がいるので、来年の八木ヶ鼻温泉が目に浮かび、社長はちょっとカルチャーショックだったようです。時代の変化に振り回されないように、がんばろうね社長!

10★さっそくご予約ありがとうございます。

 「二人の休日」に予約がはいりました!一度お風呂にいらしたことがある方がこちらのページをみてクリスマスを過ごそうと、当館を選んでくださったそうです。ありがとうございます。こんなに早く反響があるとは思ってもいませんでした。
 ホームページを持つ宿は多いですが、ネット予約がうまくいっている宿屋さんというのはアクセス数の5%が予約になるのだそうです。10000ヒットあれば、500組?すごいなぁ。嵐渓荘の場合は1%未満だなぁ。ま、まだまだできることはたくさんあるということですね。
 インターネットを見て電話予約というお客様は数えてないから、もうちょっとたくさんかな。いずれにしろ、宿の魅力がもっとあればお客様もたくさん来ていただけるはずですね。

11★あぁ雪がふる

 「もう積雪!」、今年は暖冬のはずなのに・・・
 10日後に挙式を控えて、雪が心配です。あんまり雪がひどいと、お集まり頂く方々に「なんで春まで待たんねかったんだや」と怒られそう。

12★雪に孔雀さぼてん

 孔雀覇王樹(くじゃくさぼてん)が雪降るロビーに咲きました。園芸に興味のある方には、この時期咲くのは珍しいようです。「秋咲きのものが、今頃咲くんだよ」とのことでした。
 雪の白さに際だって、とても綺麗な風合いです。

13★クリスマス予約

 例年、クリスマスというのは一年でもっとも閑な日なのですが、今年はちょっと具合が違うようでして、早くからカップルの予約が入ってきます。近場のお客様が多いのですが、仕事が終わってから、大切な夜を嵐渓荘で過ごすということのようです。お邪魔かなとは思いましたが、今年はクリスマスプレゼントを女将が配って歩きます。どうぞよろしく。

14★わきあいあい

 忘年会とはあまり縁のない嵐渓荘ですが、さすがにこの時期は、会社で忘年会のお客様が賑やかな夜を楽しんでいらっしゃいます。お部屋に戻ってからのお話タイムの歓声が玄関先にもれきこえてくると、年の瀬を感じます。

15★スノータイア

 スノーに履き替えないとそろそろ・・・という時期になりました。遠方からお越しのお客様、ご心配でしたらどうぞご連絡くださいませ。最新の雪情報をご案内致します。

16★唄小屋完成間近

 念願の騒音対策的唄小屋が完成間近となりました。化粧工事も済ませ、あとは天気の良い日にエアコンを取り付ければ完成です。もう唄えることは唄えるので、さっそくお客様に唄っていただきました。結局12時頃まで唄いっぱなしでした。「締めにコーヒーくれる?いいねぇ、あそこ。雰囲気あるよ。」とのことでした。なんせ、窓から雪景色とせせらぎを眺めながらですからね。

17★文化的生活

 宿に入って早1年。東京時代にはちょくちょく見ていた映画が見られなくなって、とても残念です。それから、本屋でひがな一日立ち読みするという喜びもなくなったなぁ。新しいお店にでかけたりする楽しさ、そういう刺激と離れて1年か・・・

18★田舎の暮らし

 そして、田舎の味。一旦はまると抜け出せなくなるのかもしれません。最初の頃は逆ホームシックで東京に帰りたくて仕方ありませんでした。しかし、雪の静けさや、春の芽吹きの躍動感、頭が真っ白になるような夏の暑さと蝉時雨。冴えわたる秋の空と日に日に姿を変える紅葉・・・。そんなものに、わき起こる欲望や衝動はかき消されて、無心に雪かきしてたりするようになりました。

19★これからは二人

 お嫁さんは、新潟市内からやってきます。市内といえば、新潟の都会。田舎暮らしに順応できるかなぁ。私が、生きる意味とか人生の目的とかが、東京にいた頃と少しちがってきたように、彼女もここの生活で何かが変わるかなぁ。

20★がびーん雪が・・・

 雪がどかどか降ってきました。まさに雪けぶる夜です。あぁ結婚式心配だぁ。

21★今日も雪でした

 さらに雪は降り込めて、明日も一日雪の予報です。

22★やっぱり今日も雪でした。

 例年にない12月の大雪。積雪は50センチを超えました。八木神社のみなさんには、明日は早朝から除雪作業をお願いすることになりそうです。

23★結婚式

 今日は大雪。そして待望の結婚式でした。降り込める雪の中、漢学の里で記念撮影、八木神社で挙式、そして嵐渓荘守門の間で披露宴でした。お開き後、新郎は不覚にもダウンしてしまいました。夜中起きたら、新婦は泣いていた・・・

 と、いろいろあった結婚式でしたが、朝起きたら有田の陶器屋さん「進陶」さんから【有田焼の電気スタンド】が結婚記念に届いていました。もったいないので、ラウンジに飾ることにしました。どうもありがとうございました。

 雪降る足下の悪いなか、本当にどうもありがとうございました。 

24★クリスマスイブ

 最近は旅館に泊まる若いカップルも増えてきたのでしょうか。女将自らカップルのお客様へクリスマスケーキのサービスをしました。

25★クリスマス

 昨日に引き続き本日はお客様へサンタクロースのお菓子を配りました。

26★嫁さん

 さて、嫁さんは若女将ということになるわけですが、まだまだ二人は未熟者。とりあえずは「おにいさん」「おねえさん」から出発します。よろしくお願いいたします。

27★お歳暮配り

平成12年4月開業の温泉施設の案内看板を始めて発見。
下田村前村長さんのお宅へ伺う。村長さんは自宅近くの裏山を、独り占めして滑っているそうです。スキーをかついで上りに1時間、滑るのに7,8分とのこと。

28★珍しく晴天の1日

雪道も、今日ばかりはすっかり溶けて車も快適。
お役所の仕事納めでした。今年1年お疲れさまでした。

29★Y2K

 下田村の対策本部会議では、年末年始の対応について確認。万一の時は本部職員が召集されて役場に集まることになっているが、「電話が不通になったら、どうやって召集すんだい?」。
 一瞬、お互いに顔を見合わせてシンとしたが、「なんかヘンだと思うたら、自主的にあつまろうねっか」で決着。
 続いて「召集された本部要員の食料も備蓄が必要ではないか」の指摘もでたが、「そんがんの、自分で持って来ようねっか」。「じゃあ、お節料理でも持ってくるか」「モチもかね」「刺身も」と、意見が続々で、しまいには大笑いの会議となってしまった。
 先の12月定例会で佐藤村長は2000年問題への対応について質問され、「我が村は水と食料だけは大丈夫」と強調した。何がおきるか分からない中で、たとえ何か起きても下田村だけは平穏なような気がしてくる。コンピューター誤作動とはまるで無縁のような、そんな印象さえ受ける対策本部会議だった。

(三條新聞/99年12月30日号より)

30★甘酒の準備

 正月用の甘酒の準備。今年はそれほど寒くない年末のようですが、外から帰ってきて飲む甘酒は本当に美味しい。

31★除雪機も大晦日

 今年の冬を頑張ってもらう除雪機です。FUJIIの20馬力。
降るときには、朝から晩まで稼ぎます。メンテナンスがかかせません。「除雪大好き!」の当館の社長は、自称除雪機のインストラクターです。

 大晦日の今日も一働きしてもらいました。

1999年