つり橋便り > 2001年 > 4月
1日

日曜日の社員昼食はカレーライスと決まっています。ま、嫁さんが大鍋に作ってくれるわけですが、今日もおいしくいただきました。
 ・・・ところが、前々から空腹になると痛みを覚えていた胃が突然激痛に変わりました。しばらく横になればよいかと寝ころんでみましたが、痛みはいっこうに消えません。夕方、お医者様に電話したら「典型的な胃潰瘍ですね。悪性の場合には胃癌の可能性もありますが」とのこと。すごいことを淡々といわれてしまいました。

2月

さっそく、本日診療へでかけました。胃カメラ初体験だったのですが、具合がよくわからなくて、むせるばかりで診療にならず先生に「こんなひどくむせる人も居ないよ。しょうがない、レントゲン検査にするか」と叱られてしまいました。昔っから、私はのどに何かいれられるの駄目なんです。すみません。
 これから2週間、酒・タバコを控えて胃酸をおさえる薬を飲み、適度な運動を行い、消化の悪いものは食べない・・・。
 これを生き地獄といわず、なんと言うのだろうか・・・。今月はいろいろと会合がありまして出歩く月なのですが、飲み会で飲めないほど辛いものは無い。日頃の報いといえばそういうことなのかもしれませんが、あぁぁぁぁぁ。

 おっと、お宿の方ですが、日に日に雪は消えゆきまして、雪解けの水音がゴウゴウとこだましています。桜はたぶん20日過ぎじゃないかなぁと思います。
 天気の良い日に写真を撮ってアップしますね。

3火  ふきのとうが芽吹きました。庭を歩けば、雪の下にちょろちょろ流れる小川には水芭蕉も芽をだしていました。残雪も加速度的に消えていきます。早く庭をいじったりしたいもんですなぁ。
4水

 あの大きなかまくらも(3月の日記の背景画像に使ったかまくら)こんなになっちゃいました。雪がとけて水になって流れていきます。こんなの見るとまた来年の冬が恋しくなってしまいますねぇ。

5木  今日は朝から社員研修会。社員さんの代表にそれぞれの意見を発表してもらいました。なかでも、新館オープン(平成4年)から勤めている古株の仲居さんの発表が素晴らしかったです。今はベテランとして堂々と仕事してますが、当初は緊張で眠れなかったり、考える余裕もなく日々をこなすのが精一杯だったり、注文を忘れないようにメモをポケットにいつもしのばせていたりと、一生懸命だったのだそうです。
 今回の発表はテープに録音したので順番に原稿をおこし、WEBでも紹介するページをつくりたいなぁと思います。
6金  今日は井上宗迪先生の経済学の勉強会に出席しました。インフレがおきて国債が暴落しこの世は大混乱。・・・その時、宿屋で食べていけるのかな。
 勉強会のあとの懇親会が大変たのしかったなぁ。胃潰瘍な私は烏龍茶で参加。私が一番の若輩者だったのですが、みなさん目を輝かせて天下国家を論じていました。なんだか大学時代にもどったような元気のでる雰囲気でした。
7土

 水車もかかり、冬囲いもはずされ、春がまた一歩近づいてきました。

8日  春ですねぇ・・・。暇ですねぇ・・・。この時期は本当に静かな宿だ。
9月

今年もまた雪割草が花をつけました。
かたくりも葉っぱをひろげはじめてきたし、
毎日ながめるのが楽しみな時期がはじまりました。

10火

 今日は長野県の薬師平温泉で秘湯の会の次世代研修会が開催されました。
飛騨・福地温泉の湯元長座さんの講話がすばらしかったです。今は大変人気のある宿屋さんですが、そこに至るまでの汗と涙の男の生き様ここにあり!という感じの内容でした。興味のある方はメールください。詳しく説明します。
 会場となった薬師平ホテルは、20年前から古民家を移築して宿造りしてきたということもあり立派な建物でした。今は借入も楽になり、若旦那は今後の宿造りの希望に満ちあふれていました。

11水   東京で総会がありました。長野県の松本駅を朝6:50スーパーあずさ新宿駅に乗り、夕方まで議事録や会場設営で汗を流しました。
 夜は久々の新宿。コマ劇場の裏の料亭(こんなところにこんなお店あったんだ!)で宴会。全国から集まった宿屋のせがればっかり100人超。なかなか迫力ある総会でした。そして・・・。内緒。
12木  東京から新潟にもどってくると、やっぱりまだ肌寒いなぁ。桜もまだまだ咲いていませんねぇ。3日はなれただけだというのに、なんだかとても久しぶりに渡った気分の吊り橋でした。
13金

りんどう館の改修工事が4日からはじまりました。
屋根の張り替えと内装のやり直しです。
建築後30年以上も経て、屋台骨を覗いてみれば、
痛みもほとんどなく、木造建築の素晴らしさを感じました。
リニューアル完成は4月27日を予定しています。

14土  残雪もどんどん消えていき、もうあと少しとなりました。そろそろ露天風呂の外にお休み処を製作できかな。今年は更にバージョンアップさせて、さらに快適でちょっとだけバリアフリー(?)な自家製お休み処を完成させる予定です。
15日

 日帰りのお客様がすくなくなりましたねぇ。いい湯らてぃのような温浴施設にみなさんでかけてしまうのでしょうか。昨年の実績ではじめて、宿泊利用人数が日帰利用人数を越えました。この不景気に、口コミなどのおかげもありまして、宿泊利用者の方は年々増えております。しかし、日帰りの方は減少傾向の一途。
 今年は日帰りについて考え直してみたいなぁと考えております。

 そんなおり、朝の忙しい時間にいい湯らてぃについての問い合わせ電話!対応したのはフロントの石月さんだったのですが、最初は丁寧に応対していたものの、ここは嵐渓荘で、いい湯らてぃではないので「電話番号をお教えしますので、いい湯らてぃに直接お電話してみてください」と、そろそろ玄関の忙しさが気になって申しあげたところ、「えぇー同じ村でしょう?なんで良く知らないの!勉強不足なんじゃないの!」というキツーイ一言が返ってきたのだそうです。
 お客様の精算やお見送りで忙しい時間だというのに、ずいぶんと勝手な電話にさすがの石月さんもカンカンでした。「『いい湯らてぃはとてもいいところだと聞いて、私も同業で勉強したいのでぇ・・・』って、いってたんですけど、同業ならば旅館の朝の忙しさも察してほしいなぁ。間違い電話ですよって言ってるのに聞く耳もとうとしないし。本当にどうかしてるよ。」
 暇な時間ならば商売敵のことでもいろいろお話できたんですけどね。

 そうそう、最初は嵐渓荘といい湯らてぃは共存共栄と考えておりましたが、「マイクロバス無料送迎」とか「飲み放題1000円」とか、あんな商売やるんなら商売敵としてそれなりの制裁を考えなければなりません。制裁されるのはこっちのほうか?
 しかし税金使って、民間企業いじめるってのはいったいぜんたいどういうことだ!

 ふふふ、いい湯らてぃのホームページに嵐渓荘へのリンクが最初あったのに、途中で解除されていた。そんなところも気に入りませんね。そしてこちらからのお願いに返事もない。せっかくオープン当初のゴタゴタの時期のクレームフォローとか、県内各地での口コミ宣伝とか協力してたのに、これでは「恩を仇でかえす」ようなもんです。

 今年は、いろいろがんばるぞ。

16月

啓永と嫁さんと笠堀ダム近くの水芭蕉群生地へお散歩してきました。
今日は天気も良くて啓永は抱っこされて眺めているうちに、
すやすやと眠ってしまいました。

17火

医者の再検査に行ってきました。今日は胃カメラもちゃんと飲め、この2週間禁酒で頑張った甲斐があってか、お医者さんから「綺麗な胃だ」といわれるまでに回復しました。「人生を楽しみなさい」と、天の声が聞こえた気がする・・。
 さぁ 酒が飲めるぞ〜!

18水 今日は先代のおじいさん、おばあさんの三回忌でした。あの二人が他界してから、すでに2年経つのか・・・。その間に結婚したり、子供ができたり、いろいろあったなぁ。
 今も二人が暮らした一番古い建物はそのままです。保存しているというよりは、改修するための先立つものがないってことなんですけど・・・。
 さて、大掃除をしていたら、「山菜栽培全科とか「木の実栽培全科」という本がでてきました。「栗の多収栽培」という本も。そっかぁ、あの二人もこの環境をそっちの路線で活かそうとしてたのか。何十年たっても考えることは一緒だってことか。おじいさんの育てた栗の木は今はもう大木になっています。
19木

久しぶりの啓永
 先週の水曜日に啓永は鼻の周辺をテーブルの鉄筋の脚にぶつけ、あわや骨折の大惨事が起きました。運良く骨折にはなりませんでしたが、もし鼻にひびが入りでもしたら、私の責任・・本当に可哀想な事をてしまった。とびっくりでした。

 その時の内出血の傷跡も1週間経ち、徐々に消えつつ有ります。この調子で少しずつ完治して欲しいです。子供の痛いのは変わってあげたい。とはまさにこの事だと痛感しました。

20金 再び啓永
 今まで縦にバイバイと手を振っていたのがこのところようやく横に手を振るようになりました。
 よちよち歩きも5,6歩できるようになり、歩きまわるのも時間の問題でしょうか?
21土  いい湯らてぃさんから電話がありました。「そっちからのリンクってどこにあるんですか?今、そちらのホームページを見てるんですけど!(怒)」
 おぉ、見て下さったのか。
 しかし、考えてみればここで何を言おうが、何もかわらないわけか。
 ところで、今回の書き込みに対して多くの皆様からご声援のメールを頂きました。ありがとうございます。
 まずは5月に今年の決算が発表されることでしょうから、そうした資料を集めたりしながら、地道に今後の対応を練っていきたいとおもいます。
22日

ふきのとうもこんなに大きくなってしまいました。
去年は一部のお客様が大量収穫してしまって、
あとから来るお客様がふきの群生を楽しめなかったのですが、

今年はその隙も与えないスピードで大きくなりました。

23月  鯉のぼりをたてました!啓永の初節句の準備万端です。嫁さんのお母様から頂いた鯉のぼりは、風に吹かれて大きく泳いでおりました。
24火  地元の商工会青年部の集まりがありました。私は下田ふるさと祭りの企画委員に選出されました。役場の企画課の方々と夏祭りの段取りをするのだそうです。役場の企画課といえば、あのいい湯らてぃを管轄している部署。夏祭りの話も大事ですが、会合のときにはいい湯らてぃのこともいろいろ聞いてみよう。
25水  「私を旅館に連れてって」という番組おもしろいですねぇ。今日の放送をみていたら、15室50名収容で、借入返済金、人件費など含めて損益分岐点は1300万円/月とのこと。建物は立派だし、大きな桜の木はあるし、場所は修善寺だし、さらに赤坂の料亭から来た腕利きの板前さんがいる。
 これだけ低いハードルで条件が揃っていれば・・・あぁあ、なんだかちょっと白けてしまいました。しかし、前途多難な状況に前向きな姿はとても良い。
 ところで、観月ありささんのような綺麗な女将さんて案外実在するもんです。特に今現役のおかみさん達に。それで旦那はしょうもなかったりする。その謎を明快にといてくれる人はいないもんかな。
26木

またまた、いい湯らてぃ問題。さて、第三セクターということは、民間の方も株主としてその運営に参加しているということです。民間の株主たちの配当も考慮しなければなりません。現在、いい湯らてぃの株の51%は下田村が所有しています。逆にいえば後49%は民間の方。
 難しい問題ですねぇ。一部の民間業者(旅館・飲食店)とマーケットを競合して、少ないパイを奪ってしまう。しかし、それがなければ良好な第三セクター運営は成立せず、株主利益の確保もままならなくなってしまう。
 私が何か言い始めて効果があがったとする(可能性は低そうですが)と、影響は民間の株主さん(つまりは村内の法人=既存の嵐渓荘のお客様)にもおよび、まわりまわって「なんで嵐渓荘はあんなことするんだ!私達の利益が侵害されるじゃないか!」ってことに・・・。
 つまり、こういう施設はできてしまえばもう何も文句はいえないってことなのか。
 でもせめて運営状況は見せてもらいたいなぁ。近隣の同業者として、どんな消費動向があったかを知ることは、こちらの経営に大変プラスになりますので。「村民」という立場で果たしてその情報は開示されるのか?楽しみがまたひとつ増えました。

27金  GWがはじまりますねぇ。今年は3、4、5日が大忙しです。
28土  Palmって便利ですねぇ。最近、組合とか○○実行委員会とか外を出歩くことが多くなりましたので、こんな私でもスケジュール管理しないとやってけなくなりました。
29日 今日は高校時代の部活のOB会(三条高校剣道部)がありました。私も仕事はそっちのけで参加いたしまして、宴会→カラオケ→卓球→麻雀と、温泉旅館の王道を楽しんだ気分です。やっぱり、今はいろいろと議論のあるところですが、こういう昔ながらの楽しみも「癒し」という意味では効果絶大のような気がしました。特に、宵闇にまぎれて白い玉を追う野外ピンポンは幻想的でさえありました。
30月  WEB嵐渓友の会No.20「露天一郎」さんが、GW明けにまた遊びにいらしてくださることになりました。日記を読んでくださっていて、私の胃潰瘍を心配してました。ご来館の際にはラウンジひめさゆりで、私とお酒を飲むのを楽しみにしていてくださるからです。私も楽しみにしております。はやくGWおわんないかなぁ。。(^^;

 

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