つり橋便り > 2000年 > 11月

 1★ 紅葉シーズン到来

 俳句の会のおばさまたちが笠堀ダム見学。ホントに見事な紅葉でした。

 そして、このおばさま達が夜の露天風呂を楽しんでいたら、ムササビが滑空しまくりだったそうで、みなさん総立ちで夜空を見上げていたのだそうです。ムササビもさぞやびっくりしたことでしょうね。

 2★マッツの嵐渓荘評

時期も相まってこのところ、嵐渓荘の人々はよく働きます。
その姿を見てスウェーデンからの研修生 マッツは、「スウェーデンでこんなに働かせたら犯罪だよ、ははは」と言ってました。 そう言いながら彼は婚約者(日本人)の待つ名古屋へと、旅立っていきました。

 3★数珠つなぎ

夕方になって下田村の温泉施設から三条の方へ向かう車が、10台位つながって
いました。天気もよく行楽日和といったところでしょう。
妻は下田村でこのような光景を見たのは始めてだった様です。

 4★事故多発

10月に追突事故をもらって車を替えたU氏が、又追突されそうになり、よけたところ
側溝に落ちたそうです。つい2,3日前には板長が深夜車で帰宅中、軽い事故に。
このところの多忙でみんなやっぱり疲れてるんだ。  

 5★お疲れどき

 紅葉シーズンと比例して嵐渓荘もシーズンに入ってきました。
 このシーズンを乗り切るには従業員の皆さんに、朝から夜まで働いてもらう事が必須となってきます。社長曰く、「毎日こんなにお客さんが来てくれればもっと人も増やせるんだけどなぁ・・・・」
 人は疲れてくるとイライラしてきます。そんな時の緩衝剤が今年は啓永の様です。ほとほと大変だよ!と、かまびすしい仲居さんたちが、啓永を前にすると「ひろちゃーん」と目尻を柔らかくしてにこやかになります。啓永ありがとう!、、、しかし果たして、これは啓永の情操教育に良いのだろうか。。。

 6★ママ日記

お風呂に入れていると決まって「女の子?」と言われます。
裸になって男の子の事実が判明。
女の子と言われるわけは、 優しそうな顔をしているからだそうです。

 7★100名の泊まりに130名の宴会

 何年かぶりの大型宴会&宿泊でした。
大宴会場 守門に130名のお膳を並べるのは至難の技でした。その前段階の準備で 器も130組用意するところから始まりました。 お膳もビッチリ、お料理をお出しするのもお客様にぶつからない様に、と一苦労。
 女将はこの一大イベントが終わって、ホッとできれば良かっのですが、 明日からもなかなか忙しくバタバタ駆けずり回っています。
 女性風呂に入っていたら(妻がですよ!)、そのお客様達が「あの柿の白和えおいしかったわね」「ぜんまいの一本煮もね」との会話が聞こえてきたそうで、なんか何よりの一言でした。

 8★忙しいからこそ・・・

 新人パワーを感じます。今年の4月に高卒4人組が入社しました。男性1名、女性3名。板場にも専門学校卒が1名。「そんなに採用して、経営大丈夫!?」と、亭主や女将と不安になった時もありましたが、この忙しい時期にこそ、かれら彼女らの存在が大きく感じられます。半年を経てだいぶいっちょまえになってきました。
 なによりも元気にお客様をお出迎えできるという喜びがあります。ますます、励んでいきましょうね。もうすこし静かになったら、もう一度研修会やろうね、ふふふ。

 9★一言物申す!

 「一言物申す!」という件名のメールが届きました。「あぁ、、クレームだなきっと。とほほ;;;」と気乗りしない気分で拝読すれば、なんとなんとお褒めの言葉でした。画像付きのメールでしたので、さっそく「私の出番!」に掲載です。

10★温泉旅館大賞

 毎年この時期この番組を見るたびに、自分の成長を振り返る気分です。宿の成長といったらよいか・・・。この番組は4月頃に製作会社から全国の宿にFAXがくるんです。それで、「宿の主人がお薦めする日本一の宿を紹介してください」という質問にこたえることになります。私は今年は仙仁温泉岩の湯にしました。3月に行ってきたばかりで、やっぱり良かったので。
 それで今年はどこが日本一かな?と思えば、妙見温泉忘れの里雅叙園。彗星のごとく現れて瞬く間に日本一か。その宿造りの思い切りの良さとセンスの良さは、いったこともない私にも雑誌などからひしひし感じておりました。
 宿に入って3年が過ぎ、東京時代に思い描いていた夢と現実のギャップに悩みながら、最近はなんだか分かった気になっていました。それに最近は嵐渓荘も人気がでてきて忙しくなったし。
 そんな浮ついた心に、やっぱりこの番組はずんと一発ボディブローでした。
 まだまだアイディアと努力で、設備も料理もサービスも向上の余地があり、嵐渓荘も更に質的変化を繰りかえてしていかねばならないのだ!と、奮起したのでありました。

11★ママ日記

11/20で6ヶ月。5ヶ月を待って離乳食も少しずつ始めてます。
お粥、パン、かぼちゃ、ジャガイモ、等々を潰して少量ずつ。
やはり甘い味がするかぼちゃは結構お気に入りの様で、
おいしそうに食べている様?  

12★マッツの手料理

 マッツがスウェーデンの手料理をみんなのためにつくってくれました。鱈と人参とカリフラワーを薄味に煮て、特製のタルタル風ソースで食します。みんなの評判は・・・

 「なんだか、味があるような、ないような。」、とのことで、薄い味付けにちょっと物足りなかったようです。今度の時は味付けを濃くしてね。私的には、まるで海外旅行先で土地の料理をたべてるような感じで、大変おいしゅうございました。お腹いっぱい食べた後には、やっぱり私もしょっぱい漬物がたべたくなりましたけど。

13★故障者 続出

 調理場のしょうえんさんが骨折して当分これなくなったのに始まり、客室係りの若手リーダーH子さんが背骨傷みのため、これまたダウン。更にまた調理場で長期休業者が出たりと、続くときには続きます。そういえば去年も何だかんだいいながらこれと似たような状況でした。

14★マイクロバス大盛況

 平日だというのに昼、夜とも団体様が入り、このところバスがほぼ毎日出ている状熊です。当館のバスは27名乗りが3台、これで足りない時はバスを借りてきます。
 バスの運転手を探すのも一苦労で、主人はあっちにTELをかけ、こっちにTELをかけの人探しです。

15★来月は。。。

 秘湯の会の朝日旅行会から「女将研修会」の案内がきました。場所は伊豆の嵯峨沢館。啓永も長旅に耐えられる位には育ったようだし、時期的にも12月のそんなに忙しくはない頃。思い切って家族旅行として参加することにしました。久しぶりの温泉旅行。それも嵯峨沢館。今から心が弾みます。

16★忘年会予約

 去年と違って今年は忘年会の予約が早くから入り始めました。12月の金・土はすでに満杯状態です。県外の宿屋仲間と話をすると「新潟の県民性がうらやましい」といわれます。
 まず、へべれけに酔っぱらうことが罪ではない。職場や仲間で温泉で宴会する文化がまだ根強く残っている。必然的に忘新年会のお客様が宿の経営に大きく貢献している。との認識があるのだそうです。
 確かにそれは感じます。少なくとも現状の多くの宿屋さんはそういう需要がなくなってしまったら経営困難となるでしょう。かくなる嵐渓荘も忘新年会では宿泊・日帰りともに非常に潤っています。
 しかし、これからはどうか・・・。10月アンケートで気になる分析結果がありました。<旅は少人数で。都市部では「癒し」を望む傾向。地方ではまだ「宴会」が主流。>
 今は過渡期です。どっちつかずの状況。宿の運営システムも宴会主流から少人数「癒し」主流に変化させて行かなければならないと思います。私は経営者として、お客様のニーズに充分に応えていくことができて、なおかつ利益を確保していける宿のあれやこれやを考えなければならないのだと感じています。 少人数主流になったからといって、売上確保のために宿賃をアップさせて通じる世の中ではありません。
 手を抜いて行くというわけではありませんが、必要のないサービスや、労力の割にお客様の満足度に貢献しない仕組みは排除していかなければなりません。

17★ママ日記

 三種混合接種 (百日ぜき・ジフテリア・破傷風)でした。 1ヶ月前はワクチンを飲むだけでしたが、今回はとうとう注射でした。 プスっとさして注射を抜いた時に多少ウエーンと泣きましたが、あとは大泣きせず 一件落着。
これから12月、1月と2回注射が続きます。

18★凍り付く車

24:00過ぎに家路に着こうと外へ出ると、車の窓ガラスが凍り付く様になりました。
もうこんな季節がきたのか・・・
去年 ものの1時間で積雪50cmになった事が思い浮かばれます。

19★嵐 去る

超 忙しいのも今日で終わりの予感。これからは眈々とした日がきそうです。
これもまた、何となく淋しいような。

20★講演会

 ブックオフやハードオフというリサイクルのチェーン店をご存じですか?今日はその社長(山本)さんの講演会がありました。昔、サウンド北越というオーディオショップがあったのですが、その会社がこの社長さんの前身会社であったとは初めて知りました。縮小する国内オーディオ市場にぎりぎりのタイミングで見切りをつけ、心機一転、当時としてはまだ存在しなかったリサイクルショップを立ち上げ、今では店頭公開も果たしたというサクセスストーリー。
 苦労話は本当に実になる話でした。で、質問コーナーがありまして「どのように勉強なさっていますか?」とお聞きしたのですが、「お!嵐渓荘さんかぁ。昔よく行ったよ。あれだねぇ、嵐渓荘さんは逆もまた真なりの商売だね。何もないあのロケーションだからお客様が集まってくる」・・・おっととと。ビックリしてしまいました。嵐渓荘をご利用下さっていたのですね。 ありがとうございます。
 実は私もハードオフはちょくちょく利用しておりますし、サウンド北越の頃には生まれて初めてのオーディオセットを永年貯金したお年玉をはたいて購入もしました。
 また遊びにいらして頂ける日を心よりお待ち申し上げております。

21★bk1

 インターネットの本屋さんて便利ですねぇ!私はbk1という本屋を愛用しています。どんな本でも取り寄せてもらえるし、何よりも検索が便利。7000円を超えれば送料も無料。在庫があれば翌日には手元に届いている。そして、本好きを適度に刺激する書籍コラムも見逃せません。
 以前お客様に紹介されていた「秘密」(東野圭吾 )も手に入りました。地元の本屋さんで探してもみつからなかったのに。。。いったいそのためにどれだけのガソリンを使ったか・・・。最寄りの本屋まで車で30分かかる土地に暮らす者にとって、まさにこれは革命的なことです。
 これだけWEB管理している人間がいうのもなんですが、これまで、IT革命を肌で実感してませんでした。確かにインターネットを見てお越し下さるお客様も増えて参りましたが、大多数は口コミや昔からおつき合いのあるお客様たち。IT革命とかいってけど、趣味半分くらいだなぁと思ってました。
 しかしこのインターネット本屋さんの出現で、はじめてIT革命の恩恵を受けた実感です。と、いうことはWEB嵐渓荘をご利用頂いているお客様にも「あ、こりゃ便利だ、快適だ」と思って頂けるWEBを目指さないといけないと言うことですね。

22★イレギュラー

 どの商売もそうだと思いますが、宿屋商売でもっともストレス源となりますのが「イレギュラー」です。このイレギュラーをどれだけなくせるか、どうしても発生してしまったイレギュラーにどれだけ迅速・的確に対応できるかはとても重要だと思います。
 お客様の要望にできるかぎり応えてゆけるだけの忍耐力と体力を維持し続ける。冬場にむけて毎年閉塞感がちょびっと漂います。だって、これだけ雪に閉じこめられる土地柄ですから。
 御飯をちゃんと食べて、従業員の皆さんに楽しく働いてもらえるシステム・雰囲気作りに励んで参りましょ。
 

23★マッツの帰国 迫る

9月1日から研修で来ていたマッツも今月末にとうとう帰国となります。
丁度 旅館が忙しい10,11月と重なり、私達も忙しさにかまけて、会話もろくに
できなかったそうな気もします。 他の旅館めぐりも9月に1回行ったきり。
私の推測でしかありませんが、それでも彼は嵐渓荘を離れる事に最近淋しそうな
表情をしている様にも思えます。
別れが近ずくともうちょっと日が欲しい、もっと話しておけば、と思ってしまうのは
日本人の習性でしょうか?

24★2002 ワールドカップ サッカー場へ

2ヶ月ぶり位に半日OFFをもらい、家族で新潟へでかけました。
それというのも忘年会の問い合わせがサッカー場建設現場からあったので、
サッカー場に入れる絶好のチャンスと、喜び勇んでチラシを持っていくことにしました。
(忘年会は他の所できまったそうですが・・・)
妻は啓永をバックに写真をとったり、おのぼりさん状態でした。
その後で10/20にオープンしたという新潟サティに行き、オムライス屋さんで
お昼を食べ、慌ただしい休日が過ぎ去りました。

25★ママ日記

最近 離乳食を日に2回に増やしました。
なかなか食べっぷりがいいです。口さびしくなると、もっともっと と おねだりします。離乳食は作り置きをして冷凍する 手抜きママですが、これだけパクパクと食べてくれると作りがいも有ります。  

26★ごはん

 大沢山温泉で食べた御飯がとても美味しかった。そして、お客様から「期待してたほど、こしひかりおいしくありませんでした」との厳しいご意見を頂戴しました。米は良いものを使っているわけですから、あとは精米方法・研ぎ方・炊き方の具合が悪いと言うことになります。
 女将と共に最初からやりなおし。近くで御飯がおいしいと評判の食堂に食べに行ってみたり、研ぎ方、炊き方を工夫してみたり。努力のかいあって、以前よりは美味しくなりました。あの噛みしめたときの甘みが口にひろがるようになりました。

27★ママ日記

隣の栃尾市の従姉妹の家に遊びにいってきました。従姉妹といっても私の母と
ほぼ同年代なのですが。そこに3才の孫がいてうちの啓永と2人で遊んで?いると
やはりお兄ちゃんはちびっ子には意地悪をしたいらしく、啓永がお兄ちゃんのぬいぐ
るみを追っているとわざと遠くに投げ飛ばしていました。
いつも大人に囲まれてチヤホヤされているので、たまにはこういうちびっ子同士の
交流も大切だな、と思いました。

28★初雪

お昼過ぎに15分位ですが、雪がとうとう降ってしまいました。
今年はカメムシが大発生したので、大雪になりそうです。これから約3ヶ月の雪
シーズンの到来かと思うと、冬でも太陽の陽が射す東京が恋しくなります。

 道路脇にはポールが立てられました。このポールは除雪車が道路の際を積雪時でも認識できるようにというものです。雪が消える頃には、この太いポールが右に左に折れ曲がっています。それだけ雪というのは重くて力が強くておっかないものなんです。屋根の雪下ろしもちゃんとしないと、本当に家は潰れます。

29★マッツ送別会

 マッツ・グッバイパーティ開催。マッツは男泣きしてました。いやはや、短い3ヶ月でした。マッツはスウェーデンに帰って、今度はスウェーデンの旅行会社で研修するのだそうです。おいおい、いったいいつになったら君は働くのかね?(^^;

30★GoodBye マッツ

 そして、今日の午前中にマッツは新潟をあとにしました。「がんばれよ」といったら、「おまえもな」とかえしてきました。ふふふ。10年経ったらまた会おう。

 

 

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