つり橋便り > 2000年 > 10月

 1★秋の庭に咲いた花々

秋にもこれだけ花が咲くんだなぁと、ちょっとビックリしました。
しゅうかいどうは中国原産の花だそうです。ベゴニアの仲間。

 2★まんじゅしゃげ

曼珠沙華とかくと、なんか暴走族みたいですが、とても綺麗な花です。
葉っぱがなくて、炎のような真っ赤な花を咲かせます。

 3★きんもくせい

金木犀も花をつけました。玄関からかなり離れたところに老木はあるのですが、秋風が静かに吹く日には、とても良い香りがお客様を出迎えています。

 4★しおん 

紫苑。草の割には背が高い。そういえば、秋の花々はコスモスしかり、背の高いものが多いですね。なぜだろう。夏の残り日をあびるから良く成長するのだろうか。

 5★まゆみ

真弓。嵐渓荘には真弓というお部屋もあるし、まゆみちゃんという従業員もいます。なので、この赤い花(実?)をつける真弓を見ると、かならずいずれかが思い浮かばれます。葉っぱもない木に、小粒な赤がいっぱい。ちょっと洒落た感じです。

 6★はなとらのお

花虎の尾。だと思います。いろいろ図鑑を見たのですが、これと確定できませんでした。多分、間違いない。大変繁殖力の強い草花でして、増えすぎて移植したのですが、またそこでもあっという間に子孫を増やしました。活けても綺麗な花ですので、お土産に欲しい方にはお譲り致します。

 7★りんどう

昨年、庭の草取り・水撒きなど全般に請け負ってもらっているやのばあさんに株をもらいました。移植失敗かなぁと思っていたのですが、今年はこんな立派に花をつけてくれました。来年はもっと増えるでしょう。いっぱい増えたら、りんどう館の前に移植して群生させようと思います。

 8★秋の行楽シーズンスタート

 今日あたりから10月の繁忙期がはじまります。
今年は営業マン本格派「Mr.カネコ」の登場で、平日はほとんどシルバープランでいっぱいとなりました。1泊4食でゆっくり旅のご年輩グループがたくさんいらっしゃいます。

 9★朝食・昼食・夕食

 最近は他の旅館も日帰りに力を入れ始めましたが、嵐渓荘は昔から宿泊というより日帰りお食事施設としての色合いも濃い旅館です。そして、今流行の料亭という名の食事会場やレストランがありません。
  ある部屋と広間でなんとかする。それが嵐渓荘の掟。
 前日の泊まりの方の朝食を片づけ、チェックアウト後にお部屋を掃除し、昼食会場の準備、料理提供、そして片づけ・清掃。それから今夜のお泊まりの方の準備。
 お泊まりの方々に夕食をお出しして、下膳・清掃。翌朝の朝食準備。
 この時期はこれが連日です。体力・気力勝負でがんばっておりますが、構造(施設)的に対処していかないとならないと、私はいつも夜の下膳の最中に前屈みで痛くなった腰をさすりながら考えております。
 

10★カメムシ 大発生

 今年は例年以上にカメムシが発生しています。
この虫は都市部では発生しないため、初心者の妻は紙でパタンと叩き悪臭をまき散らしていました。福島の旅館からの情報で、サラダオイルを入れた瓶の中にカメムシをスッと入れると臭いもしないそうです。

11★紅葉と間違う虫害の木

 ここ数年、ナラの木が虫の被害に遭い、夏頃から枯れ始めて居ます。緑の木々の中にところどころ、赤茶色の木があり夏に見たときは「もう 紅葉・・?」と地元人でも思ったほどです。
 今朝お発ちになられた家族連れのお客様が、その枯れた木をみて「もう紅葉してるよ」と言っているところに出くわしたのですが、 本当の事を言うのは気が引けて、何も言わずお帰り頂いてしまいました。

12★ママ日記

お風呂上がりにリンゴの果汁をあげてみました。
お茶と違って、何だかおいしそうにチビチビ飲んでいました。お茶だとこの頃は
苦そうな顔をして、ペッと吹き出してしまいます。

13★ママ日記

私が待ちに待ったポリオワクチンの日。
注射かな。と思ったのですが、舐めるワクチンでした。
一瞬ギャーとしたのですが、すぐに平常心に戻った様です。
よかった、よかった。

14★ママ日記

水が流れているところに啓永の手を当てると、不思議そうな顔をして
またすぐに水の所に手をやります。水のチビチビ流れる音がおもしろいのでしょうか。
お風呂でもお湯の流れ口の音にジッと耳を傾けています。

15★タイムカプセル

 中学時代に埋めたタイムカプセル(という名の工具箱!)が本日無事掘り出されました。恥ずかしい当時の作文が手元に・・・。ちょうど、私が中2の時に村内の中学校が統合されまして、もともとの地元の中学校が廃校になってしまうための記念のタイムカプセルでした。なんか懐かしいなぁ。
 さて、それは突然やってきました。
 今日は日曜日ということもあり、忙しくて私は掘り出しのセレモニーに参加できませんでした。同級生達は村の他の飲食施設でパーティーを開いています。嵐渓荘でやってくれれば良いのになぁと思いもしましたが、村には村のご縁というのがいろいろありまして、他の学年も一緒ですので、ま、別のところで。

 それで、そろそろパーティーもおしまいの時間かなぁとうらやましく考えておりましたら、「これから50人でいぐっけ、頼むろぉ!」という電話が。そうです、2次会にいらしてくれるのです!しかし、問題は今日はマジで忙しいと言うこと。大急ぎで日帰りのお客様の帰った広間を片づけてセットし直し、電話から30分後に到着する皆さんをお待ちするのでありました。全然間に合わなくてもう汗かきまくり、掃除しまくり、座布団ならべまくりの、まくりまくり状態です。

 お庭で待ってもらったりしながら(晴れてて良かった!)、なんとか皆様に席についていただきました。

 懐かしい顔ぶれの揃う宴会となりまして、忙しいのもそっちのけで私も参加しまして、その後の皆の境遇を語り合ったのでありました。やはり、同級会はいいもんです。

16★Mr.カネコ

 ちょっとお話したこともある営業マン本格派「Mr.カネコ」のお話を少しばかり。

 これまでの嵐渓荘には営業マンというのは存在しませんでした。私が東京から呼び戻されたのも「営業マン」としてがんばって欲しいということからでした。しかし、まぁ私はご覧の通り、WEBやテレビ取材誘致などばかりを頑張っておりまして、旅館の営業の本来である訪問営業はほとんどしておりませんでした。
 そこへ、彼が突如現れたのです。老人会営業しか今のところ彼の実力を知る術はありませんが、その熱心さと丁寧さは全国レベルなのでは?と感じます。

17★ま、出合いの部分は割愛

 いろいろ複雑になってしまいましたので、嵐渓荘とMr.カネコとの出合いの部分は割愛します。※本当は芸能ニュースのように一番面白い部分なのですが、WEBなので秘密です。
  ただし、今までには存在しなかった「営業人」が嵐渓荘に現れたわけで、私達家族にもカルチャーショックはありましたが、既存の従業員さんにも少なからず驚きがあったようです。
 そう、「給料は自分で稼ぐのだ!」という自由経済の鉄則が、リアルに現出したわけです。

18★いきどおりのMr.カネコ

 嵐渓荘は田舎の宿屋さんです。温泉街の宿屋さんではありません。良い意味で本当にのんびりしています。が、逆にいえば「商売っ気」にかける一面も多々あります。
 たとえば、やっぱり宴会でいらしているお客様にはいっぱい飲んで頂いた方が宿的にはありがたいわけです。お客様もそのつもりでいらしているわけですし。
 そんな時に空いたお皿や銚子を片づけながら「もう1本お持ちしましょうか?」とお声をかけてみるくらいは、全然罪がないはずです。というより、当たり前のお話。
 しかし、ま、今のとこそういう商売っ気もないのが嵐渓荘の実状だったりします。

 そういうのは、この道で何年も苦労してきたMr.カネコさんには何とも納得いかないことなのらしい。

19★マッツにも言われた

 昨日に引き続きマッツにもある意味似たようなことを言われました。
 嵐渓荘がもう一段ステップアップするにはという話をしていたら
「Education for STAFF is important」なのだそうで、それを一生懸命すれば、もっとお客様が来るようになるよとにこやかにいわれました。
 つまりマッツもMr.カネコとは違った意味で嵐渓荘の従業員のレベルアップが必要であることを感じているわけですね。

20★で、どうするか

 私の取り柄は素直なことなので、この辺の事情をそのまま受け止めて、プランを練って見たいと思います。1ヶ月の時間を下さい。つまり、宣言なわけでして・・・。

21★東京遊覧

友人の結婚式があり東京へ。
久々に踏む東京の大地は、新潟のあれやこれやをすっかり忘れさせてくれました。
 伯爵の旧家を改造したという洒落た会場で結婚式。ステキなフレンチ。おいしいワインと賑やかな宴。2次会までの空き時間はすっかり様子を変えた新宿散歩。2次会はおいしい和食で楽しいひととき。あぁいいなぁ。
 その後、おひらきとなりましたが、私は高田馬場まで足をのばして大学時代の旧友に会いにいきました。結局、帰れなくなって朝まで駅前の山水でビリヤード。
  そんな一日。たまにはいいです。

22★連続連夜

 今日から来月の中旬まで、忙しい日々が始まります。今年はMr.カネコの営業力のたまもので、本当におじいちゃん、お婆ちゃん達がたくさんいらしてくださいます。心配なのは働くみんなが体をこわさないかと言うこと。臨時の人達を一生懸命集めますが、従業員のみんなには無理をしてもらうことになります。
 お客様に喜んで頂くためには、まず出迎える方が元気であることが何よりも大切です。さて、いかがな紅葉ハイシーズンとあいなりますか・・・。
 「そんなにまでして、お客様を受けなければいいじゃない!」という声も聞こえます。

が、しかし、「どんな部屋でもいいんで・・・」と予約のお電話を頂いて断れますか?
そしてこの時期一生懸命稼がないと、冬が越せないというまるで冬眠動物のような宿を取り巻く状況があるのです。

23★ママ日記  一大?事件

5日前の事ですが今までにない位の泣き方をしました。
 車が走りだすと急に泣き始め、旅館について抱っこしてもなかなか泣きやまず、 どこか痛いのだろうか・・・と皆で心配し始めました。
 一旦寝たのですが30分位すると急に泣き始め、今日は早めに家に帰ろうと いう事になりました。 私が急いでお風呂に入り、その間お父さんが抱いていると、又突発的に泣き出し こうなったら医者へ連れて行こう。という事になったそうです。
 病院へ電話をしてパパとお婆ちゃんが変わるがわる電話口にでると なぜか看護婦さんは不審そう。片道30分 病院へ着く頃には啓永はスヤスヤと 寝込み、看護婦さんに会うとニコッとする始末。
 病院側では赤ちゃんは5ヶ月もするとこういうの、よくあるのよねぇ・・・と、少し迷惑 そう、結局 昼間の興奮やらで神経が高ぶっっていたという事になり、これからは こういう事も出てくるから、とお医者さんには早口でまくしたてられました。 電話する時は「必ずお母さんが」して下さい!!と言われました。お婆ちゃんが、無理矢理診察をお願いしたことがまずかったようです・・・。
 帰ってきて何事もなくて良かったね。という結末を迎えました。

24★ママ日記

離乳食を少しずつ始めました。
まずドロドロがゆから。おかゆの上澄みは何とか食べました。
青菜のすりつぶしを混ぜたドロドロがゆも7匙くらい食べました。
食べた、というよりもしかして無理矢理 口の中へ入れている?のかもしれない・・・

25★お嫁さん募集の嵐渓荘マン達

前に出てきたいきどおりのMr.カネコや実直なフロントマン Mr.石月は
忙しすぎて?結婚相手が見つからないようです。
年齢はお二人とも35過ぎという事だけは、公表します。亭主元気で留守がいい の旦那さんを見つけたい方は、是非、候補に入れて下さい。
更にその上を行く、乗せ上手のMr.丸山(フロントマンというより番頭よいう方が
ピッタリな)もいます。彼の年齢は60マイナス1けたです。

26★ママ日記

夜泣きらしきものが始まりました。1時間おきにグスグスいって5分位抱っこすると とりあえずは寝るのですが、又1時間後位に泣き出します。
私も寝たいので、抱っこでうつぶせにして一緒に寝ました。それでも1,2時間 すると泣き出してしまいます。 風邪をひいている様でコンコンと咳をしたり、鼻水もグスグスと苦しそう。
啓永も十分寝ていないはずなのに、翌日はいつもと変わらず 元気に動き回って いました。

27★ママ日記

友達からのメールで「YUBITOMA」がおもしろいよ。という情報を得ました。
自分の出身校の同窓会名簿らしきものですが、知っている名前が登録されていると ついつい1人でニンマリしてしまいました。 最近のささやかな楽しみでした。
私自身も登録して数日経ちましたが、なかなか新しい名前の登録がないのが 淋しい限りです。

28★観光果樹園

嵐渓荘から車で40分くらいのところに白根市があります。ここは高級梨「ル・レクチェ」で有名な果樹産地。写真は葡萄棚が天上いっぱいにひろがった果樹園です。この葡萄棚の下でお昼をたべることもできます。安くておいしい今が旬の果樹を求めて多くのお客様でごったがえしておりました。      

29★My Birthday

 こうみえて私、本日で2●才となりました。記念してWEB嵐渓荘初登場。

 バックは漢学の里公園の西遊記像の後ろ姿。そしてせっかくなので啓永をおんぶしてみました。これが案外重たい。。。よだれたらすし。。。マッツ、ありがと。

30★そして今月もおしまい

 今月なにがすごかったって、売店がすごかった。
バブル期も含めて、月次売上NO.1でした。その原因は、平日にどどーんとお越し下さるおじいちゃん、おばあちゃんたちです。1泊3食とか1泊4食とか、とにかくゆっくりするのを目的に、WEBでも公開していないシルバー向けお得プランがありまして。
 ※と、掲載するとなんかずるしてるみたいだな(^^;
  もちろん、大勢でそれも平日にお越し下さるからということもあってのサービスプランです。一般のお客様に不公平だ!と思われるのがいやなので言いますが、お料理だって、ご年輩はそんなにいっぱい食べません。豪華さはほとんどお望みではないので、それに相応わしいお料理を工夫しております。
 でもやっぱり嵐渓荘としては、 安かろう悪かろうは本意でないので、通常のシルバープランとしては高い部類の料金設定となっております。15名様以上1泊3食10000円(飲物1本付)です。
 で、宿泊のお料金だけでは商売的に「本当に利益がでてるのか!?」という設定なのですが、その分みなさんお土産をどどーんと買っていって下さいます。冗談ではなく、宿泊料金よりもお土産代の方が高い方もしばしば。。。
  そんなこんなで、前人未踏の売店売上が達成されたのだと思います。シルバー時代というのを肌で感じる今日この頃です。

 

年月一覧表へ

一年前
1999年

あの頃