2004年7月13日 集中豪雨報告

 13日の夜半過ぎから降り始めた雨は、その後も降り続け、とうとう歴史に残る大水害となりました。危うく吊り橋も流されてしまう!・・・かと思われましたが、だいぶ破損しましたがこのとおり健在です。皆様からはご支援・激励のお電話、メールありがとうございます。すでにご予約のお客様から、心配のお問い合せが寄せられておりますが、復旧作業はすすんでおります。一番の被害は大浴場に浸水したことと、
 旧道が崩落して交通不可になったこと。大浴場は泥抜き・清掃に励んでおります。
旧道、吊り橋は少々時間がかかりそうです。以下、当日の風景とその後の風景をご報告致します。

 交通) 三条市内が大きな被害を受けました。お見舞い申しあげます。ただ、国道289号は一部迂回路もありますが、嵐溪荘までお越し頂けます。ご安心下さいませ。吊り橋口旧道はしばらく閉鎖です。新しい道の水車口よりお越し下さいませ。


ご覧のように、水車口駐車場は無傷です。

2004年7月14日

最初にBEFORE−AFTER
 

川幅が広く感じますが、水がひくと水量は左のbefore程度に戻ります。
川下はだいぶ姿がかわりましたが、この辺は駐車場が流された程度で、
あまり様変わりしていないようです。

前庭はとにかく川砂が入って大変!
でも、もともと嵐溪荘の敷地は土がなくて植物を育てるのに苦労してましたので、
植物栽培に最適な川砂が大量に手に入ったとあくまでプラス思考(笑)
肥沃な大地、天の恵み!・・・と、強がってます(^_^)v
ちょっとでもおかたづけが大変だなあ。
「ひっかたづけ とっかたづけ あとかたづけ ひとだすけ」by谷川俊太郎

そのとき、川が動いた・・・

13日午前8時半

 まだまだ普通の大雨程度の水位で、「ワクワクするな〜」などと子供たちとのんきに構えておりました。でも、かなり大水になりそうだったので、記録撮影をはじめました。

午前9時半頃

 エレベーター1階前が地下水が浸水してきてカーペットが濡れ始めた!
 でもこの時はまだ、川から敷地内への浸水はありませんでした。

午前10時頃

 石垣よりも水位が高くなり前庭に水が流れ込み始めました。




瞬く間に増水し、前庭は川と化し、池の鯉は逃げ始め、大浴場に浸水がはじまり、玄関にも水が入り始め・・・

吊り橋が流されるのも時間の問題かと諦めはじめました。

みんなエレベーター1階前の浸水をくみ出すのに必死でした。

しかし、大浴場とエレベーター1階前以外は平穏でしたので、
前日からお泊まりのお客様で昼まで滞在の方は、
外の大スペクタルをご覧になりながらお部屋でくつろいでられました。
そんなもので、大きな浸水はここだけでしたから、
水をくみ出しながらも、のんきに考えていたことは、
「何十年かに一回はこの川は氾濫するんだよ」と、
よく話をしてくれたおじいちゃん(先代亭主)を思い出していました。
もう少しだけここを高く造っていれば、
こんなことにはならんかったのになあ(笑)と、
ご都合主義の後悔先に立たずの心境でした。
とにかくも板前さんはじめ、従業員さんに感謝するばかりです。

浸水も大変でしたが吊り橋も心配で、
せっかく流されるなら決定的瞬間を撮ってやろう(^_^;)と、
一番増水していた頃は橋のたもとにおりました。
あらためて、そのときの動画をみなおすと、凄い迫力です。
あのときは佇みながら人間の小ささを感じてましたが、
水の威力の怖さが伝わってくる映像です。

 吊り橋の危機 動画映像 ブロードバンドのみ

 

■平成22年3月11日追加 その他動画資料■

 水害の記録@ 8:27

 水害の記録A 8:54

 水害の記録B 9:02

 水害の記録C 9:06 

 水害の記録D 9:17

 水害の記録E 9:26

 水害の記録F 9:28

 水害の記録G 9:35

 水害の記録H 9:35

 水害の記録I 9:36

 水害の記録J 9:38

 水害の記録K 9:41

 水害の記録L 11:46

 水害の記録M 11:48

 水害の記録N 11:49

 水害の記録O 11:56

 水害の記録P 12:56

 水害の記録Q 12:58


午後12時半頃

 地元の消防団の方から連絡が入り、
 「旧道が崩落して交通止めになったから、現地に行ってくれ」とのこと。
 お昼前に大きな地鳴りがしていたのですが、
 それはここが落ちる音だったようです。

 この道は吊り橋につながる道。

 ここはしばらくこのままかもしれません。

 水車口の新しい道路は全くの無傷ですので、
 宿へのアプローチは問題ないですが、
 吊り橋から宿へというのが叶わないのは残念です。

そして、その後・・・

14日

 ということで、吊り橋口はしばらくの間は通行不可です。

朝から玄関前など、庭に入った川砂をどかす作業がはじまりました。

吊り橋の上流から川をみたところです。
吊り橋口の駐車場が流されてしまいました。

上からみるとこんな感じです。

川下の水車口の駐車場から川側の、今まで蛍が飛んでたあたり。
ここは一時川になってましたので、ご覧のようにだいぶ姿を変えました。

でもまあ、いっぱい良い土が入ってよかったかな。・・・と思うことにしよう。

水門の下のところも、当然土砂の堆積が・・・。

子供の名前を付けた「コシアブラ」の幼木が植えてあったのですが、
流されちゃっただろうなあと思っていたら・・・
なんと!上の子の名前をつけた方は、なんとか生き延びていました。
う〜む、しぶとい(笑)

こっち側は全然無傷でした。よかったね〜、卓球台。

山ノ湯もまったく被害なし。
大浴場のお掃除が終わるまで、がんばってもらいましょう!

以上、報告でした。宿は普通に営業して参ります。
どうかご安心してお越し下さいませ。

これからもよろしくお願い申し上げます!